【Kuramaster2022 金賞】花垣 生酛純米
江戸時代から続く伝承の「生酛」造り。「辛酸(しんさん)甘苦(かんく)渋(じゅう)」五味をしっかり引き出し、味わい豊かな酒に仕上げました。じっくりと熟成させてから出荷します。コクのある酸は、燗酒に最適です。
味わいのバランスを整え、燗酒が映える柔らかい旨味を醸し出すために、上槽後は18カ月以上熟成させる事を徹底しています。
分類 | 日本酒 |
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特定名称 | 純米 |
原材料名 | 米(国産)・米麹(国産米) |
アルコール分 | 15度 |
精米歩合 | 70% |
お召し上がり方 | 冷/常温/ぬる燗 |
保存方法 | 冷暗所 |
受賞歴
☆Kura Master 2022 生酛部門 金賞
☆全国燗酒コンテスト 2020 プレミアム燗酒部門 金賞
☆インターナショナル・サケ・チャレンジ 2011 山廃・生酛部門 銅賞
☆インターナショナル・サケ・チャレンジ 2012 山廃・生酛部門 銀賞
☆インターナショナル・サケ・チャレンジ 2013 山廃・生酛部門 銅賞
☆インターナショナル・サケ・チャレンジ 2014 山廃・生酛部門 銀賞
☆インターナショナル・サケ・チャレンジ 2015 山廃・生酛部門 銅賞
☆インターナショナル・サケ・チャレンジ 2016 山廃・生酛部門 銀賞
☆インターナショナル・サケ・チャレンジ 2016 山廃・生酛部門 銀賞
花垣 生酛造りの歴史
開発の経緯
パック酒を代表する淡麗辛口のお酒が流行していた時代に、現社長と前杜氏が燗酒で映える酒質を求めて、時代の流れによって一時的に廃れてしまっていた伝統的な酒造りの方法である「生酛づくり」に着目。当時の流行とは逆を行く濃醇旨口の味わいを醸すため、ひいては伝統文化の継承を後世に残すため「花垣 生酛純米」を開発することとなりました。
1998年 、「生酛づくり」の技術・知識が乏しい中、過去の文献や他蔵の杜氏からのアドバイスを参考にしながら「山卸し」に必要な道具の殆どを自社で作成し、「生酛づくり」に挑戦しました。
前杜氏から現杜氏にバトンタッチ後はあえて市販の醸造酵母を使用せず、伝統的な造り方の再現とあえて野性味あふれる味わいを求め、古くから蔵に住み着く「蔵付き酵母」で醸すようになりました。
醸造について
精米歩合はあえて低精米(花垣の純米酒規格において)にすることで、より伝統的な造り方と味わいに近づけています。また、毎年、気温が最も低くなる1月に生酛・山廃の酒造りを開始し、オリジナル製作の酒造用具を使用しつつ、作業工程も多いため蔵人だけでなく時には女性社員の力も借りつつ2ヵ月以上の時間をかけて「辛酸甘苦渋」五味をしっかり引き出し、味わい豊かな酒に醸しています。